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メンジンスキー(メンジーンスキイ;ロシア語:ミンジーンスキイ)は、ソ連で建造された国境警備艦()である。艦の規模から、しばしばフリゲートに分類される。艦名は、統合国家政治局(OGPU)長官であったヴャチェスラフ・メンジンスキーに因む。ソ連崩壊後もロシア連邦で運用が継続された。''ミンジーンスキイ)は、ソ連で建造された国境警備艦()である。艦の規模から、しばしばフリゲートに分類される。艦名は、統合国家政治局(OGPU)長官であったヴャチェスラフ・メンジンスキーに因む。ソ連崩壊後もロシア連邦で運用が継続された。 == 概要 == === 来歴 === メンジンスキーは、1135/M号計画「ブレヴェースニク」型フリゲートをもとに設計された11351号計画「ネレーイ」型国境警備艦の1 番艦として計画された。この新型警備艦は極東方面へ集中配備することが予定され、メンジンスキーも1980年1月24日付けでソ連国家保安委員会(KGB)国境軍海上部への配属が決定された。1981年8月14日にはケルチのB・Ye・ブートマ記念ザリーフ造船所第201工場で起工、1982年12月31日に進水し、1983年12月29日には竣工した。 1984年9月6日にはセヴァストーポリを出航、アフリカ大陸沿岸を一周してソ連の極東岸を目指した。ポートサイド、アデン、カムラン湾、ヴラジヴォストークを経由し、10月22日にはナホトカで実働状態に入った。国境や200海里排他的経済水域の警備をその任務とし、場合によっては国境を侵した潜水艦の撃滅や航行船舶の護衛、上陸部隊の安全の確保を行うものとされた。特に、日本海や千島列島(クリル列島)における漁船の違法操業の取締りが目下の主要任務となった。 1991年8月24日にソ連が崩壊すると、メンジンスキーは他の艦艇とともにロシア連邦の海上国境警備隊に引き継がれた。しかし、国の経済の悪化からその活動はあまり積極なものとはなり得ず、メンテナンスを受けられないままナホトカ港に繋留放置された。結局、メンジンスキーは2000年には退役し、2001年末には解体された。艦長は2等佐官S・P・ドゥランジンであった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メンジンスキー (国境警備艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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